英彦山ひかりの旅

お知らせ

第5回 山智会 開催報告

「祈りとは何か 〜現代人の心と生きる力〜」

第5回山智会では、名越康文先生をお迎えし、
「祈りとは何か 〜現代人の心と生きる力〜」 をテーマにお話しいただきました。

今回の講座では、祈りとは何か、日本人が大切にしてきた世界観とは何かを、近代思想、空海、修験道、集合無意識など、多彩な視点から深く紐解いていただきました。

特に印象的だったのは、脳・精神・心、それぞれの違いにも触れながら、「心はどこにあるのか」 という問いへと向かっていったことです。

祈りを考える時間であると同時に、私たちが普段当たり前のように使っている「心」というものの在りかを、あらためて見つめ直す時間でもありました。



また講座の後半では、祈りに向き合う姿勢や心構え、さらにその先にある「拝む」という行為についても触れられました。

普段から祈っている方の中にも、

「この祈り方でよいのだろうか」

「祈りは届いているのだろうか」

と、どこか迷いながら手を合わせている方も、少なくないのではないかと思います。

今回のお話は、そうした方にとっても、祈るとはどういうことか、どのような姿勢で祈りに向き合えばよいのか、をあらためて考えるきっかけになる内容だと感じました。

一方で、これまであまり祈りを意識してこなかった方にとっても、日常の中でほんの少し祈る時間を持つことが、自分自身を整え、健やかにしてくれるのかもしれない――そんな示唆を受け取れる時間でもあったように思います。

人と自然、生と死、見えるものと見えないもの。

それらが本来つながっているという感覚にふれながら、現代を生きる私たちが忘れかけている大切なものを思い出させてもらう、深く豊かなひとときとなりました。

なお、本講座のアーカイブ配信もご用意しております。

ご興味のある方は、ぜひご覧ください。


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