英彦山ひかりの旅

お知らせ

第2回 山智会 開催レポート

2026年3月23日、第2回山智会をオンラインで開催しました。
講師に福岡大学名誉教授・白川琢磨先生をお迎えし、「修験道とは何か — 神仏習合の源流をたどり、山岳信仰を読み解く」をテーマにお話しいただきました。

今回の山智会では、修験道を単なる宗教史や民俗の一分野としてではなく、日本人の精神文化の深層につながるものとして見つめる時間となりました。

近代以降、「神道」と「仏教」は分けて語られることが多くなりましたが、日本の山岳信仰や修験の世界には、神と仏が分かれる以前の世界観が色濃く息づいています。白川先生のお話を通して、修験者が地域社会や人々の暮らしの中で果たしていた役割や、英彦山をはじめとする山の歴史と文化の奥行きに触れることができました。

今回寄せられたご感想からは、修験者が地域社会や人々の暮らしの中で果たしていた役割の大きさに、あらためて気づかされたことが伝わってきました。英彦山の山としての構成や、明治以前の寺社組織のあり方に強い関心を持たれた方もおられ、歴史の表面だけでは見えない背景にふれる面白さを感じていただけたことがうかがえます。

第2回山智会終了後のアンケートでは、回答者全員が「とても満足している」と回答してくださいました。また、「今後も山智会に参加したい」という問いにも、全員が「ぜひ参加したい」と答えてくださっています。
ご感想の一部をご紹介します。

「修験者が人々の生活に深く関わっていた背景についてのお話がとても興味深く、社会や民俗を考えるうえで、修験者の存在を念頭に置く大切さを感じました。」

「英彦山の山としての構成や、明治以前の寺社組織の様態がとても面白く、なぜそのように山伏が多かったのかという点にも納得がいきました。」

「歴史の裏側を知ることができ、とても興味深い時間でした。」
今後聞いてみたいテーマとしては、英彦山で行われてきた芸能や行事、現在の山伏の活動や修行の様子、他の修験の山との違い、英彦山の歴史や文化に関する内容などが挙げられました。

山智会が、知識を学ぶだけでなく、日本人の精神文化や山との関わりを深く見つめ直す場になっていることを嬉しく感じています。今後も、多様なテーマを通して学びを深めていければと思います。

【今後のスケジュール】

●第3回山智会
【連続講座】修験道とは何か
神仏習合の源流をたどる
講師:白川琢磨先生
日時:2026年4月27日(月)10:00〜12:00
オンライン開催・アーカイブ配信あり
チケットはコチラ
●第4回山智会
【連続講座】修験道とは何か
神仏習合の源流をたどる
講師:白川琢磨先生
日時:2026年5月20日(水)10:00〜12:00
オンライン開催・アーカイブ配信あり
チケットはコチラ

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